一人暮らしの調味料収納|狭いキッチンで取り出しやすくするコツ

一人暮らしのキッチンでは、調理スペースや収納場所が限られていることが多く、調味料の置き場所に悩みやすいものです。

しょうゆ、砂糖、塩、油、こしょう、ドレッシングなどを何となく並べていると、使いたい調味料が奥に隠れたり、作業台が狭くなったりすることがあります。

料理をしている途中で調味料を探す時間が増えると、簡単な調理でも面倒に感じてしまうかもしれません。

しかし、すべての調味料を同じ場所へ並べる必要はありません。

よく使う物を取り出しやすい位置に置き、使用頻度の低い物を別の場所へ分けることが、使いやすい調味料収納の基本です。

この記事では、一人暮らしの狭いキッチンでも取り入れやすい、調味料を取り出しやすく並べるコツを紹介します。

 

調味料収納が使いにくくなる原因

調味料の収納場所が使いにくくなる原因は、収納スペースの狭さだけではありません。

置いている物の量や並べ方が、実際の料理の流れと合っていないこともあります。

例えば、次のような状態です。

  • 毎日使う調味料が棚の奥にある
  • 使用頻度の低い物が手前を占めている
  • 背の高い容器の後ろに小さな容器が隠れている
  • 作業台の上にすべての調味料を並べている
  • 同じ種類の調味料が複数ある
  • 開封済みと未開封の物が混ざっている
  • 収納場所がコンロや作業台から離れている

まずは、収納用品を増やす前に、現在どの調味料をどのくらい使っているのか確認してみましょう。

持っている調味料を一度すべて確認する

調味料を使いやすく並べるには、現在持っている物を把握することが大切です。

棚や引き出しの中から調味料を一度出し、種類ごとに分けてみましょう。

例えば、次のように分類できます。

  • 塩、砂糖、こしょうなどの基本調味料
  • しょうゆ、酢、みりんなどの液体調味料
  • 油類
  • 香辛料やスパイス
  • ドレッシングやたれ
  • 未開封のストック

すべて出してみると、同じ物が複数見つかったり、長い間使っていない調味料が置かれていたりすることがあります。

容器の表示や保管方法も確認し、現在使っている物とストックを分けておきましょう。

 

使用頻度で三つに分ける

調味料は、使用頻度によって収納場所を分けると取り出しやすくなります。

細かく分類しすぎる必要はありません。

「よく使う」「ときどき使う」「ほとんど使わない」の三つ程度に分けると分かりやすくなります。

よく使う調味料

塩、こしょう、しょうゆ、油など、日常的によく使う物は、手を伸ばしやすい場所に置きます。

ただし、保管場所について指定がある商品は、容器に記載されている方法を優先しましょう。

ときどき使う調味料

特定の料理にだけ使うスパイスやたれなどは、棚や引き出しの中にまとめます。

毎日使う物と分けることで、普段の料理で必要な調味料を見つけやすくなります。

使用頻度の低い調味料

しばらく使っていない物は、今後使う予定があるか見直してみましょう。

保管を続ける場合は、取り出しやすい場所ではなく、棚の上段や奥などに移す方法があります。

 

 

調理する場所の近くに置く

調味料の収納場所は、料理中の動きを基準に決めることが大切です。

コンロで使う油や塩が離れた棚にあると、調理のたびにキッチンの中を行き来することになります。

一方で、すべての調味料をコンロの横へ置くと、作業スペースが狭くなったり、容器に汚れが付きやすくなったりします。

よく使う調味料だけを、調理する場所の近くへ置きましょう。

例えば、油や塩などはコンロから取り出しやすい棚、ドレッシングや食卓で使う調味料は冷蔵庫や食事スペースの近くというように分けられます。

収納場所は、調味料の種類だけでなく「どこで使うか」を基準にすると決めやすくなります。

作業台の上に置く物を絞る

狭いキッチンでは、作業台の上に調味料を並べすぎると、食材を切ったり盛り付けたりする場所が足りなくなります。

すぐ使えるように出しておきたい場合でも、毎日のように使う物だけに絞りましょう。

出しておく調味料は、一つのトレーや小さなラックにまとめると、ばらばらに置くよりも整って見えます。

掃除をするときも、トレーごと移動させられるため便利です。

ときどきしか使わない物は、棚や引き出しへ移しておくと、作業スペースを広く保ちやすくなります。

トレーにまとめて取り出しやすくする

複数の調味料を棚へ収納するときは、トレーや浅いケースにまとめる方法があります。

奥にある調味料を使いたいときも、トレーごと引き出せるため、手前の容器を一つずつ動かす必要がありません。

例えば、次のように分けられます。

  • 毎日使う基本調味料
  • スパイス類
  • ドレッシングやたれ
  • 未開封のストック

細かく分けすぎると戻す場所に迷うため、自分が分かりやすい程度の分類にしましょう。

液体調味料をまとめる場合は、容器の底やふたが汚れていないか定期的に確認すると、収納場所を清潔に保ちやすくなります。

 

背の低い容器は手前に置く

棚の中で調味料を前後に並べる場合、背の高い容器を手前へ置くと、後ろにある物が見えにくくなります。

基本的には、背の低い容器を手前、背の高い容器を奥へ並べると確認しやすくなります。

同じ高さの容器が多い場合は、棚の奥に小さな台を置き、後ろの調味料を少し高くする方法もあります。

ただし、高さを出しすぎると取り出すときに不安定になることがあります。

容器が倒れないように、棚の奥行きや収納用品の安定性を確認しましょう。

引き出しでは上から見えるように並べる

調味料を引き出しへ収納する場合は、上から見て中身が分かる並べ方が便利です。

小さなスパイス容器などを横に重ねると、下にある物が見えなくなります。

容器を立てて並べ、仕切りや小さなケースで動きにくくすると、引き出しを開けたときに全体を確認しやすくなります。

ただし、背の高いボトルは引き出しの開閉時に倒れたり、上部にぶつかったりすることがあります。

収納する前に、引き出しの高さと容器の大きさを確認しておきましょう。

吊り戸棚は使用頻度に合わせて使う

キッチンの上部に吊り戸棚がある場合は、使用頻度の低い調味料や未開封のストックを収納できます。

毎日使う物を高い場所へ置くと、料理のたびに手を伸ばしたり、踏み台を使ったりする必要があります。

そのため、吊り戸棚には、すぐに取り出さなくても困らない物を置くのが向いています。

高い場所から容器が落ちないように、浅すぎないケースへまとめることも大切です。

重い瓶や大きな容器は、無理に高い場所へ置かず、取り出しやすい高さへ収納しましょう。

 

 

コンロ周りに置きすぎない

コンロの近くは、調理中に手を伸ばしやすい場所です。

しかし、油はねや蒸気が届きやすく、容器が汚れやすい場所でもあります。

また、火や熱を使う場所のすぐそばに、容器や収納用品を置くのは避けたほうがよい場合があります。

コンロの周辺へ調味料を置くときは、調理の邪魔にならず、熱源から距離を取れる位置を選びましょう。

使用する設備や収納用品の注意事項も確認し、安全に使える範囲を優先することが大切です。

調味料を別の容器へ移すときの注意点

見た目をそろえるために、調味料を統一された保存容器へ移したいと考えることもあるでしょう。

容器の形がそろうと、棚へ並べやすくなる場合があります。

一方で、中身や開封時期が分からなくなる可能性もあります。

別の容器へ移す場合は、調味料の名前が分かるように表示し、元の商品に記載されている保管方法や注意事項を確認できるようにしておきましょう。

使用する容器が、入れたい調味料に対応しているか確認することも大切です。

見た目をそろえることよりも、中身を間違えず、安全に管理できることを優先しましょう。

 

開封済みと未開封のストックを分ける

現在使っている調味料と未開封のストックが同じ場所にあると、残量を把握しにくくなります。

まだ予備があることに気づかず、同じ物を買い足してしまうこともあります。

未開封の調味料は、ストック専用のケースや棚へまとめておきましょう。

ストックを一か所にすると、買い物前に確認しやすくなります。

収納スペースが限られている場合は、予備を持つ調味料をよく使う物だけに絞る方法もあります。

一人暮らしでは、調味料を使い切るまでに時間がかかることがあるため、収納できる量に合わせて購入することが大切です。

ラベルは正面から見える向きにする

調味料の容器を並べるときは、商品名や中身が分かる面を手前に向けておきましょう。

容器の形や色が似ている場合でも、ラベルが見えれば間違えにくくなります。

特に、塩、砂糖、粉末調味料などを似た容器へ入れている場合は、中身が一目で分かる表示が必要です。

おしゃれに見せるために表示を小さくしすぎると、料理中に確認しにくくなります。

離れた位置からでも判断できるように、読みやすさを優先しましょう。

新しい収納用品は必要になってから選ぶ

調味料を整理しようとすると、専用のラックやケースをそろえたくなるかもしれません。

しかし、先に収納用品を購入すると、キッチンの棚に入らなかったり、調味料の量に合わなかったりすることがあります。

まずは現在持っている調味料を見直し、置きたい場所の幅、高さ、奥行きを測りましょう。

空き箱や手持ちのトレーを使って、仮の配置を試す方法もあります。

数日使ってみて不便を感じた部分が分かってから収納用品を選ぶと、不要な物を増やしにくくなります。

 

定期的に調味料の数を見直す

調味料は少しずつ種類が増えやすいため、収納場所が使いにくくなったと感じたら中身を見直しましょう。

長い間使っていない物や、同じ用途の物が複数ないか確認します。

容器に記載されている表示も確認し、保管方法や使用の目安に従って管理することが大切です。

新しい調味料を買うときは、似た物をすでに持っていないか確認すると、収納場所がいっぱいになるのを防ぎやすくなります。

 

 

まとめ

一人暮らしの狭いキッチンで調味料を使いやすく収納するには、使用頻度と使う場所に合わせて分けることが大切です。

毎日使う調味料は取り出しやすい位置へ置き、ときどき使う物や未開封のストックは別の棚やケースへまとめましょう。

トレーにまとめる、背の低い容器を手前に置く、ラベルを正面へ向けるなど、小さな工夫でも調味料を探しやすくなります。

また、作業台やコンロ周りにすべての調味料を並べるのではなく、出しておく物を絞ることで調理スペースを確保できます。

見た目だけを優先するのではなく、商品ごとの保管方法を確認しながら、自分の料理の流れに合った収納を作りましょう。

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