在宅作業をしていると、気づいたら机の上が散らかっていることがあります。
パソコン、ノート、ペン、書類、充電器、飲み物、メモ、郵便物など、作業中に使うものが少しずつ増えていくからです。
最初はきれいだった机も、数時間作業しただけで物が広がり、どこに何があるかわからなくなることもあります。
机が散らかっていると、作業を始める前に片付けが必要になったり、必要なものを探す時間が増えたりします。
とはいえ、毎日完璧に片付けるのは大変です。
そこで今回は、在宅作業の机がすぐ散らかる人向けに、無理なく続けやすい最低限の整理ルールを紹介します。
机の上に置くものを最小限にする
デスクまわりの散らかりを防ぐために、まず大切なのは「机の上に置くものを増やしすぎないこと」です。
机の上は、物を置きやすい場所です。
そのため、仕事や勉強に関係ないものまで置いてしまうと、あっという間にスペースがなくなります。
まずは、机の上に常に置いておくものを絞りましょう。
たとえば、最低限必要なものは次のようなものです。
・パソコン
・マウス
・キーボード
・ノート
・ペン
・小さなメモ帳
・卓上ライト
これ以外のものは、必要なときだけ出すようにすると、机の上が散らかりにくくなります。
特に、郵便物、レシート、読み終わった本、使っていない文房具などは、机の上に置きっぱなしになりやすいものです。
「机の上は作業する場所」と決めておくだけでも、余計なものを置きにくくなります。
作業に関係ないものは置かない
在宅作業の机が散らかる原因のひとつは、作業に関係ないものが混ざることです。
たとえば、食べ終わったお菓子の袋、使い終わったコップ、趣味の小物、開封した郵便物などが机の上に残っていると、作業スペースが狭くなります。
机の上にいろいろなものがあると、片付けるときにも「どこに戻せばいいのか」がわかりにくくなります。
そのため、作業用の机には作業に必要なものだけを置くのがおすすめです。
もちろん、飲み物やちょっとした小物を置くこともあると思います。
その場合でも、作業が終わったら机から離すようにすると、散らかりが残りにくくなります。
机の上に置くものを減らすだけで、見た目もかなりスッキリします。
文房具は「よく使うもの」だけ出しておく
ペンやハサミ、付箋、クリップなどの文房具は、机の上に増えやすいものです。
便利だからといって全部出しておくと、ペン立てや引き出しの中がすぐにいっぱいになります。
文房具は、よく使うものだけを手元に置くようにしましょう。
たとえば、ペンは1本から3本程度、ハサミや定規は必要なときだけ出すなど、数を決めておくと管理しやすくなります。
あまり使わない文房具は、引き出しや収納ボックスにまとめておくとよいでしょう。
また、インクが出ないペンや使っていないメモ帳なども、いつの間にか場所を取ります。
定期的に見直して、使えるものだけを残すと、文房具の収納もスッキリします。
書類は平積みにしない
机が散らかって見える大きな原因が、書類の平積みです。
紙類は1枚ずつは薄くても、重なるとすぐに山になります。
さらに、下にある書類が見えなくなるため、必要なものを探すのにも時間がかかります。
書類は、机の上に積み上げるのではなく、立てて収納するのがおすすめです。
ファイルボックスや書類トレーを使い、種類ごとに分けておくと見つけやすくなります。
たとえば、次のように分けると整理しやすいです。
・すぐ確認する書類
・保管する書類
・処分する予定の紙類
・メモや資料
「あとで見る」と思って机の上に置いた書類は、そのまま残りやすいです。
一時置きする場所をひとつだけ決めておくと、書類があちこちに広がるのを防げます。
ケーブル類はまとめて固定する
デスクまわりで意外と目立つのが、充電ケーブルや電源コードです。
パソコン、スマホ、タブレット、ライト、イヤホンなどを使っていると、机の上や足元にケーブルが増えていきます。
ケーブルが絡まっていると、見た目がごちゃつくだけでなく、掃除もしにくくなります。
ケーブル類は、ケーブルクリップやコードホルダーでまとめておくとスッキリします。
よく使う充電ケーブルは、机の端に固定しておくと、必要なときにすぐ使えます。
使っていないケーブルは、まとめて引き出しや収納ケースに入れておきましょう。
余ったコードの長さも、軽くまとめて机の下や家具の裏に収めると、デスク全体が整って見えます。
一時置きスペースをひとつだけ作る
作業中は、どうしても一時的に物を置くことがあります。
メモ、書類、スマホ、読みかけの資料など、すぐには片付けられないものもあるでしょう。
そのようなときは、一時置きスペースをひとつだけ作るのがおすすめです。
たとえば、小さなトレーや浅いボックスを用意し、「一時的に置いてよい場所」と決めておきます。
ポイントは、一時置きスペースを広くしすぎないことです。
大きなスペースを作ると、何でも置ける場所になってしまい、結局散らかりやすくなります。
小さめのトレーに収まる分だけ、と決めると、物が増えすぎるのを防げます。
作業が終わったら、そのトレーの中だけ確認すればよいので、片付けの負担も軽くなります。
引き出しの中もざっくり分ける
机の上をきれいにしても、引き出しの中がぐちゃぐちゃだと、必要なものを探しにくくなります。
ただし、引き出しの中まで細かく完璧に分けようとすると、続けるのが大変です。
まずは、ざっくりと種類ごとに分けるだけで十分です。
たとえば、次のように分けると使いやすくなります。
・文房具
・ケーブル類
・書類
・メモ類
・小物
仕切りケースや空き箱を使うと、引き出しの中で物が混ざりにくくなります。
大切なのは、使ったものを戻す場所が決まっていることです。
戻す場所があいまいだと、机の上に置きっぱなしになりやすくなります。
ざっくりでも定位置を決めておくと、片付けが楽になります。
作業前に机の上をリセットする
在宅作業の机は、作業前の状態が大切です。
作業を始める前から机が散らかっていると、必要なものを広げるスペースが足りなくなります。
そこで、作業前に机の上を軽くリセットする習慣をつけてみましょう。
リセットといっても、大がかりな片付けをする必要はありません。
机の上にある不要なものをどかす、飲み終わったコップを片付ける、書類をトレーに入れる、ケーブルを整えるなど、数分でできることで十分です。
作業前に机の上が整っていると、すぐに作業へ入りやすくなります。
また、毎回少しずつ整えることで、大きく散らかる前に防げます。
作業後は「元に戻す」だけで終わらせる
机をきれいに保つためには、作業後の片付けも大切です。
ただ、疲れているときに細かく整理しようとすると、面倒に感じて続きません。
作業後は、「元の場所に戻す」だけを意識すると簡単です。
ペンはペン立てへ、ノートは棚へ、書類はトレーへ、ケーブルは決めた場所へ戻します。
このように戻す場所が決まっていれば、片付けに時間がかかりません。
反対に、戻す場所が決まっていないものは、机の上に残りやすくなります。
何度も置きっぱなしになるものがあれば、その物専用の置き場所を作るとよいでしょう。
ゴミ箱を手の届く場所に置く
机の上にゴミが残る原因は、ゴミ箱が遠いことかもしれません。
メモの切れ端、不要な紙、包装紙、レシートなどは、すぐに捨てられる場所がないと机の上に残りがちです。
デスクの近くに小さなゴミ箱を置いておくと、作業中でもすぐに捨てられます。
特に紙ゴミが多い場合は、ゴミ箱を足元や机の横に置いておくと便利です。
ただし、ゴミ箱がいっぱいになると見た目が悪くなり、片付いた印象もなくなります。
こまめに中身を捨てることも、デスクまわりをスッキリ見せるポイントです。
机の上に飾るものは少なめにする
在宅作業の机には、自分の好きな小物や飾りを置きたくなることもあります。
お気に入りのものがあると、作業スペースに愛着がわきます。
ただし、飾るものが多すぎると、作業スペースが狭くなり、掃除もしにくくなります。
飾りを置く場合は、数を決めておくのがおすすめです。
たとえば、小さな置物をひとつだけ、写真立てをひとつだけなど、机の上に置く量を絞るとスッキリ見えます。
飾りたいものが多い場合は、机の上ではなく、棚や壁面を使う方法もあります。
作業する場所と飾る場所を分けることで、机の上が散らかりにくくなります。
まとめ
在宅作業の机は、使うものが多いため散らかりやすい場所です。
しかし、整理ルールを細かく作りすぎると、続けるのが大変になります。
まずは、机の上に置くものを最小限にし、作業に関係ないものを置かないことから始めてみましょう。
文房具や書類、ケーブル類は定位置を決めておくと、必要なときに探しやすくなります。
また、一時置きスペースをひとつだけ作ったり、作業前後に机の上を軽くリセットしたりするだけでも、散らかりにくくなります。
大切なのは、完璧に整えることではなく、自分が無理なく戻せる仕組みを作ることです。
最低限のルールを決めておけば、在宅作業の机は今よりずっと使いやすくなります。
机まわりが整うと、作業を始めるまでの時間も短くなり、気持ちよく作業に向かいやすくなります。

